ちょんの間って聞いたことはあるけど、どんな所かよくわからないという方もいるのではないでしょうか?特殊な風俗なので、ちょんの間についてご紹介したいと思います。
「ちょいのま」と呼ぶ地域もあるちょんの間ですが、今となっては日本全国でも限られた地域にしか残っていません。ソープと同じように本番ができる風俗なので、出張でお店があるエリアに行ったら必ず行くという根強いファンたちに支えられて、今もなお残っているのです。
料亭スタッフで求人
ちょんの間は、法律的には料亭や小料理店ということになっています。ソープはお風呂という名目でしたね。なので、料亭業として警察に届け出をしている以上、求人広告を出すときは料亭スタッフとして募集します。大阪飛田新地は川崎堀之内で料亭スタッフを募集していて、高収入だったら間違いなくちょんの間だと思っていいでしょう。そのほか、大阪の松島新地・今里新地・滝井新地・信太山新地・神奈川の横浜黄金町・愛知の豊橋・由良区長・徳島の栄町・兵庫のかんなみ新地・沖縄の真栄原社交街などがありますが、一番多いのは大阪ですね。
ハードなちょんの間の仕事
民家や旅館のような施設に若い女のコがいて、その民家の外に呼び込みをする年配の女性がいる。こういった民家がズラリと建ち並んでいるわけです。これが、ちょんの間ならではの光景です。お客さんは自分で呼び込みの女性と値段交渉して気にいれば中に入り、女のコと本番行為をするという仕組みです。といっても布団で密室ではないし、時間も15分くらいと短いので落ち着かないという人もいるので、好みがわかれるところです。
4畳半ほどの決して広いとはいえない部屋で、お客さんにはコンドームをつけてもらいシャワーもなしで男性の性器をタオルでふくだけ。消毒もありません。シンプルといえばシンプルですが、性感染症の面で心配でもあります。ただ何回もするわけではなく一人のお客さんにつき一回しかやりません。
気になるのが収入ですが、日給で数万稼ぐには、一日に5~6人くらいの相手をしないといけないのでとてもハード。多いときは、1日に10人超える男性と接客する女のコも。
このちょんの間は若いコのみしか働けず、さらに人気のあるコとないコにわかれていきます。ほとんどお客さんもこないコだと、居づらくなってきて店を辞めていくコも少なくありません。大体そういうコは、誰でもカンタンに入店できるような別の風俗店に入るそう。そうして人気あるコで高収入のコが残っていくという厳しい世界なのです。
古き良き伝統とはちょっと違いますが、ネット予約やホームページでのプロフィール写真もなく、あくまでその場で女のコを決めると言うアナログなやり方は、ちょんの間独特のスタイルです。ここは究極の風俗ともいえるかもしれません。
「高収入の仕事がいい。だけど、人と話をするのは苦手」というコは、ひとつの選択肢としてちょんの間いかがでしょうか?ただ、くれぐれも性感染症には気を付けてください。