接客業ともあれば、マッサージがうまいということはかなりの武器になるのでは??
マッサージもただやればいいというものではありません。
マッサージの技術を習得して、指名率をアップさせましょう!
そこで本日は、マッサージについてお話したいと思います。
マッサージを行う前に!
マッサージを行う際には、幾つかの注意事項があります。
まずは、症状を訴える部位に対して闇雲にマッサージを実施するのではなく、まず、症状の原因を分析することが重要である。
そのためには、主訴の部位を聞くだけでなく、圧痛の部位や硬結の部位、そして炎症の有無に加えて、疼痛のでる運動方向や運動範囲などを確認する必要があります。
これらに加えて、それぞれの症状の原因を探るために必要な情報をさらに確認することが大切である。
できれば、全身の姿勢の観察や動作の評価も大切になってきます。
このようにして、主訴と臨床症状の評価に基づいて症状発現の原因を推察していきます。
具体的には、骨、関節に起因する症状なのか筋や筋膜に起因する症状なのかを推測します。
また、神経系に起因する症状である可能性も。
この推測が、どの部分をマッサージしたらいいのかの選択につながります。
そして、それが急性期であれば、主訴の部位に対する直接的な刺激はさけることができます。
慢性的なものであれば、症状がでている部位にマッサージを行うことも可能です。
症状の範囲が広く浅い場合は、手掌を用いた軽擦法を選択し、症状が限局している場合には、母指を用いた圧迫法を用います。
臀部のように筋繊維が厚い部位には肘を用いた強い刺激を加える方法もあります。
マッサージの基本とは??
マッサージには、基本となる手技があります。これを、接客業の皆さんと一緒に見ていきましょう。
大まかには8通りあります。
①軽擦法
②揉捏法
③圧迫法
④強擦法
⑤叩打法
⑥振戦法
⑦伸展法
⑧運動法
これらの手技は、マッサージする部位や目的、状況に応じて選択して行う。
また、これらの手技の中でも、軽擦法、揉捏法、圧迫法はマッサージする部位や目的に応じて使用する手の部位を使い分けて用いられ、それぞれの手技にも名称があります。
手掌だったり、手根だったり、四指、二指と多様です。
これらに加えて母指などもあります。そして、加える圧の具合でも感じ方が変化していきます。
接客業の皆さんは、これらを使い分けることで上級マッサージができる人となるのです。
ぜひ、習得して活用してみてくださいね。