冬が近づくにつれて朝と日没後の冷え込みが強くなりましたね。
電車やバスで咳をしている人もちらほら見かけるようになり、本格的な風邪の季節がやってきました。
風邪を寄せつけない免疫力のある体を目指したい!そんなときにおすすめなのが『焼きフルーツ』です。
食事の前に焼いたフルーツを食べることで免疫力をつけることができ、むくみを防止する、肌がキレイになる、ダイエットがしやすくなるなど、様々な効果が期待できるんです。
ふだんデザートに食べているフルーツを少しアレンジするだけで、新感覚のおいしさが楽しめますよ!
・みかん
みかんには肌をキレイにしてくれるビタミンC、免疫力の低下を抑えてくれるβクリプトキサンチンなどが豊富に含まれています。
私たちがいつも食べている実よりも皮に栄養素が多く含まれており、みかんの皮は古くから陳皮(ちんぴ)という漢方薬として用いられているほど健康にいいものなんです。
皮ごと焼いて食べることで、皮に含まれているさまざまな栄養素をおいしく摂ることができますよ。
・りんご
1日1個りんごを食べれば医者はいらないと言われるほど栄養価が高く、たまった水分を体の外に出してむくみを防いでくれるほか、腸の環境を整える効果のあるペクチンを豊富に含んだフルーツです。りんごを焼くとペクチンのはたらきが活発になります。
他にも脂肪をつきにくくするリンゴポリフェノール、風邪を予防する抗酸化物質が含まれています。
・梨
焼いて食べるなら洋梨の方が向いているように思えますが、和梨を焼くとほんのりした甘さにジューシーさが加わって、とてもおいしいデザートになるんです。
梨にはアスパラギン酸と呼ばれるアミノ酸が含まれており、体の疲れを取り除いたり、スタミナを回復してくれます。
・柿
柿はみかんと同じく漢方薬としても用いられている、風邪の予防に最適なフルーツです。
柿に含まれるビタミンAとポリフェノールには粘膜を強くして免疫力を上げるはたらきがあり、のどを潤してくれます。
ただし、柿には体にたまった熱を下げてしまう作用があるため、風邪のひき始めや冷え性の人は食べ過ぎに注意しましょう。風邪を予防するために大切なのは栄養をとって免疫力を高めることですよね。
焼きフルーツは生で食べるよりも甘くなりますし、特定の栄養素の働きがよくなります。
体を丈夫にするための成分がたくさん含まれていますから、この冬は焼きフルーツで体を温めつつ、風邪に強い体をつくりましょう!