情報・システム研究機構を構成する大学共同利用機関。
主に南極・北極、極地などの周辺地域に関して、物理学や生物学などさまざまな科学的観点から観測、実験、総合研究を行っている施設です。
入場料は無料なので、子どもから大人まで気軽に楽しむことができます。
この科学館で新たに発見された研究成果は、分かりやすくまとめたポスターを張り出しています。
また、多くの来場者に「極地科学」と「極地観測の」ことを知ってもらうために展示には3つのポイントがなされています。
それではご紹介していきましょう。
実物
一つ目は何と言っても「実物」を展示していることです。
南極観測で使用していたもの、現在も使用しているもの。
そして、今後の観測計画によっては展示から外して南極に持っていこうというものなども存在します。
標本自体も実物をすべて展示しています。
触れる
二つめは「さわれること」です。
隕石などの地球外物質や南極の氷にさわることができます。
そして、1968年(昭和43年)に南極点まで往復5,200kmを走破した当時の姿そのままの雪上車にも乗ることができます。
偏光顕微鏡のステージを動かして楽しむことも可能です!
映像
三つめのポイントは「映像」。
昭和基地のライブ映像を見ることができます。
その際ごく稀にオーロラがライブで見られることもあります。
オーロラの映像は、全天ドーム型のオーロラシアターで研究用に撮影したオリジナルデータの映像を月替わりで見ることができます。
南極と北極のオーロラを1年中常設展示で見ることができるのは国立極地研究所 南極・北極科学館だけ! 大気摩擦で表面が溶けた隕石に触れ、月の裏側の石や火星の石を見て宇宙の旅を感じ…普段見ることのできない物珍しい物に、必ずや知的好奇心が掻き立てられるでしょう。
それぞれの展示コーナーに見どころ満載のポイントがあり、
常に最先端をゆく研究成果にふれられ、入場無料&撮影自由で撮影ポイントも多数です。
身近に感じやすいこの南極・北極科学館だからこそ、新しい発見が待っているかもしれません。