残暑もだんだん落ち着き、朝晩は大分秋らしくなってきましたね。
秋といえば読書の秋。
ナゼ読書の秋と言われるようになったのかというと、中国・唐代の文人である韓愈(かんゆ)が残した詩の中に「燈火(とうか)親しむべし」という一節があり、 「秋の夜は涼しさが気持ち良く、あかり(灯光)で読書をするにはもってこい」という意味です。
秋は読書に一番適した季節であるということを表現したこの言葉が、読書の秋の由来になっているそうです。
夏の鬱陶しい暑さも和らぎ、徐々に涼しくなって風が心地よくなってきて いる今、リラックスして読書ができるというわけですね。
接客業をしている女性には、読書をして教養を深める事はとてもメリットがあるんです。
読書で人を楽しませることができる。
本を読む事で、今まで知らなかった新しい発見が沢山あります。
ただ生活しているだけでは気がつかない事だったり、他の人が体験した経験談だったり、受け売りではあるものの、本を通じてその人の経験や考え方が自分の知識として身につきます。
読書は文章を読み、頭の中で理解するために整理するため、TVなどで見ただけの情報よりもはるかに記憶に残るのです。
本を読むだけで、簡単に自分の一部になるので、もっともっと色々な知識を吸収したいと思うようになってきます。
そして、どんどん知識が増え、引き出しが増えていくので、自分も話をすることが楽しくなり、人を楽しませることができます。
相手は自分を映す鏡です。
自分が楽しくなければ、相手を楽しませる事などできません。
接客業をしている人には、なくてはならない能力ですね。
読書でコミュニケーション能力(人間力)が身につく。
これは、万人に共通する事だと思いますが、究極の接客業をされている女性には必須事項になってくるでしょう。
コミュニケーションには、話し方。話の聞き方。交渉力といったあらゆる 能力が必要になります。
人間のトラブルの多くは、言葉が足りなかったり、言い方に問題があるから起きます。
そこで、読書で身についた沢山の表現の中から相手に配慮した言葉選びができるので、トラブルを避け、円滑な人間関係が築けるのです。
人間生きていく上で人間関係は切っても切り離せないものです。
コミュニケーション能力が身につけば、仕事以外でも友達などの付き合い方が良くなり、結果的に自分のストレスも減り、楽しく生活できるようになるでしょう。
この機会に読書習慣をつけられるといいですね。
人生が豊かになることこの上なしです。