手持ちのお金をすべて使ってしまう浪費家さん、あなたの周りにいませんか?
『宵越しの銭は持たない』といえば聞こえはいいですが、この言葉が生まれたのは江戸時代のことだそう。
浪費癖があると現代では何かと困ることが多いはず。お金を使いすぎることはもちろん、金額が増えてくれば、手に負えないほどの借金をしてしまうこともあるでしょう。
そうなれば自分だけでなく、周りの人とのかかわりにも影響を及ぼしてしまいます。
一度ハマってしまうと非常に苦しい浪費癖。どのように治していけばいいのでしょうか?
原因はストレス発散?
ストレスを受ければ、誰もが趣味に没頭したり、運動したり、愚痴を言い合ったりするなど、自分なりの方法でストレスを発散させようとしますよね。
浪費まではいかなくても、欲しいものを買うことでストレスを発散させる人は多いのです。
ですから、浪費癖のある人が抱えている問題は、買い物でストレスを発散することではありません。
使う金額がキャパシティを超えてしまったり、自分自身の行動が制御できないことにあります。
また、ホルモンの分泌量が少ないなどの理由で安らぎを感じにくく、ストレスに敏感な人もいます。
常にプレッシャーを感じ続けている状態なので、人間関係、アルコール、行き過ぎた浪費など、過激な行為に依存してしまうそうです。
こういった状態に心当たりがある人は、できるだけ早く医師に相談しましょう。
身近な人が浪費家だったら
家族や恋人、親しい友人がお金を使いすぎてしまうので困っているという方にも、専門の医療機関に相談することをおすすめします。
依存症患者は、自分の問題と向き合うことに恐怖を感じる人も多いため、本人が受診を拒否することも少なくありません。
そういうときはまずあなたが医師に相談してみましょう。
浪費癖のある人と共依存に陥ることを避けられますし、医師からのアドバイスを活かしながら対応することができます。
風俗嬢に対する間違ったイメージ
風俗業界は、良くも悪くもいろいろなイメージを持たれがちです。
『風俗嬢は派手好きで浪費家が多い』という古いイメージがありますが、風俗業界がこんな雰囲気だったのは十年前のことだそう。
確かに、お金の使い方をよく知らない年齢で高額なお給料が支払われれば、浪費してしまう人もいるかもしれません。
しかし、現在はむしろ生活費や学費、留学費用を稼ぐために働く人が多いのです。
そういう人は効率よく稼げるバイトとして風俗のお仕事を始め、目標金額を達成したらすぐに引退します。
浪費する風俗嬢というイメージは、ごく一部の人にしか当てはまりません。
治したいときは
ダイエットと同じで、急に生活習慣を変えることはリバウンドを招きます。
まず、自分がどうなりたいかを紙に書いて目につくところに貼りましょう。それだけで意識する癖がつきます。
行動に移すときも『月に一回、欲しいものを諦める』→『毎月五千円貯める』→『毎月一万円貯める』というように、少しずつ目標に近づいていくといいそうです。
もっとも効果があるのは、浪費癖に理解を示し、改善に協力してくれる人を増やすことです。
浪費癖に悩んでいる方は、ぜひ上の方法を試してみてくださいね。