食欲の秋!と言って思いつく食べ物で「秋刀魚」が挙げられます。
秋刀魚は秋が旬で、秋に漁獲量が増えるので安く購入でき、食卓に並ぶ回数も増える秋の味覚です。
夏の疲れが残るこの時期にも「秋刀魚を食べると元気になる」と言われているんです。
旬の秋刀魚を食べて、夏の疲れを吹き飛ばしましょう。
大根おろしと一緒に余すところなく秋刀魚の栄養を摂取。
秋刀魚には、ビタミンやミネラル、タンパク質も豊富に含まれており、血栓を予防するEPAや、脳にいいと言われるDHAも含まれています。
秋刀魚の栄養素は、身の部分よりも血合いや内臓に多く含まれています。
しかし、苦味があるので内臓が苦手な人も多いと思います。そこで効果を発揮するのが大根おろし。
大根おろしには発ガン物質を抑える作用がありますし、苦味を抑えてもくれます。
さらに、大根おろしにはタンパク質を分解する酵素が入っているので、消化を促進すると同時にビタミンや鉄分の吸収も良くしてくれます。
大根おろしと一緒に食べるのにはきちんと理由があったんですね。
美味しく食べるために、新鮮な秋刀魚の選び方
秋刀魚は、自宅でもグリルがあればすぐに焼くだけで調理ができるので、外食が多い人も手軽に食べることができるはずです。
秋刀魚を選ぶときは、できるだけ新鮮なものを選びたいですよね。
ここで、秋刀魚を選ぶ時に大事な事をお教えします。
・黒目の周りが透明なもの
・背中が青黒く光っているもの
・お腹がキレイな銀色で、丸く盛り上がっているもの
・身が反り返っているもの
・口先が黄色いもの
といったものを選ぶようにしましょう。
特に、秋刀魚は脂がのっているものほど傷みやすくなっています。
基本的には買ったその日に食べるようにしましょう。
もし、食べきれなかった時は、内臓を取り除いて冷凍して保存しておくとよいでしょう。
とは言っても、できるだけ早めに食べるようにしてくださいね。
後、アレルギーを持っている方は、食べすぎないように注意してくださいね。
特に鮮度のよくないものは、健康な人が食べてもじんましんが出たり、お腹を下したりすることもあるそうです。
アレルギー体質な人やお腹を下しやすい人は、一度に食べすぎないようにしましょう。
最近では、日本食の流行により色々な国で日本食が食べられるようになってきています。
それはそれで嬉しいのですが、日本と隣国との秋刀魚争奪戦が行われ、日本の秋刀魚の漁獲量が減少するという事態に発展してしまっています。
そのため、値段も上がってきているので、そのうち安く購入できていた秋刀魚が高級魚になってしまう恐れがあります。
この先どうなっていくかはわかりませんが、今のうちに秋の味覚、秋刀魚を存分に食しておきましょう。(笑)